派RPGの代表作ともいえる“マビノギ”の名を冠しながら,リアル系のグラフィックスと一騎当千のアクションをウリとしたタイトルだ。昨年のG★2007で公開された際は来場者の大きな注目を集めていたが,今年もプレイアブルで出展されていた。
プレイアブルデモではストーリーに沿ってプレイする「プ
ロローグモード」とマルチプレイヤーでマップを次々と進んでいく「クエストモード」の2種類のモードが用意されていたが,今回の出展バージョンにおける最大の見どころは,やはりプロローグモードだろう。
そのプロローグモードを最初から最後までを直撮りしたムービーを下に掲載した。とはいえ,結構長いので,まずは
ストーリーを簡単に解説しておこう。
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最初に,この地域の守護神として祭られている巨大蜘蛛と,それを崇める巫女が登場する。しかしこの蜘蛛が,理由はよく分からないものの魔族に操られてしまうのだ。巫女は蜘蛛を救いたい一心で,近くにいた兵士達に護衛を頼み,蜘蛛
が潜んでいる砦へ共に向かうことになる。プレイヤーが扮するキャラクターは,それに参加している一人の兵士という位置づけだ。
砦の内部では魔族のモンスターが待ち構えており,兵は次々と倒れていく。最後の一人となったプレイヤーキャラクターは,気を失った巫女を抱きかかえ,砦を上へと向かっていく。砦の頂上で二人を待ち受けていたのは……。まあ FF14 rmt
,詳しくはムービーを見てもらうとして,かつてのマビノギの雰囲気とは大きくかけ離れ,シリアス感が漂う展開である。
大勢の来場客が訪れるゲームショウの,しかもプレイアブル出展という形で,ストーリークエストをここまで大々的にアピールするのはかなり異例といえるかもしれない。確かにそれに見合うだけの内容で,Nexonにとってはそれだけの自
信があるということなのだろう。
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ストーリーよりもアクションRPGとしての出来具合が気になるという,血気盛んな来
場客に向けては,上記のようにプロローグモードのほか,廃墟と化した神殿を攻略するという「クエストモード」が最初の画面で選べるようになっていた。というわけで,続いてはアクションRPGとしての実力をチェックしていきたい。
操作全般に関しては基本的にキーボードのみで行う。カーソルキーによる移動や通常/強攻撃のほかに,“掴む&離す”のアク
ションが行えるのが特徴的である。たとえばモンスターをむんずと捕まえ,そのまま引きずったあと,別のモンスターに投げつけられるのである。
マップ内に登場するオブジェクトの数はかなり多く,それらのほとんどが持ち上げられる。さらには,柱や柵などを盛大に破壊することも可能だ。叩き折られた柱や瓦礫の破片などを含め,10種類以上の物体を持ち上
げられることが確認できた。
攻撃の際は,通常攻撃を複数回叩き込んだあとに強攻撃をつなげたりなど,格闘ゲームさながらのアクションをこなす。また,一振りの強攻撃を複数回命中させたり,攻撃直後に微妙に硬直したりなど,全体的なプレイフィールはいわゆる“無双系”の
タイトルに近いかもしれない。
たとえプレートメイルを着込んだ戦士でも,攻撃などのモーションはかなり軽快で,どちらかというと,リアルさよりは戦闘の爽快さをアピールしたタイトルといえるだろう。
個人的な感想としては,キャラクターがリアル系かコミカル系なのかは別として,ゲームの方向性そのものは同社ブースにて出展されていたhref="/games/043/G004358/">「Dragon Nest」に意外と近いかもしれないという気がした。アクションRPGのファンにとって,2009年のNexonは要注目のメーカーとなりそうだ。
引用元:ローズ(Rose) 専門サイト
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